ポルトガル旅行記(1)~初めての子連れ海外の旅~
先日、お休みをいただいて家族でポルトガルへ行ってきました。
ずいぶん久しぶりの海外旅行。
去年あたりから、ぼちぼちヨーロッパ行きたいよねって話してたけど、
やはり子連れでの海外旅行はハードルが高い。
息子と大阪へ行くのだけでも疲れるのに、まして海外。
飛行機の中で息子が愚図ったら…とか、
毎度いろんなトラブルに巻き込まれがちなヨーロッパの旅、
息子を連れて無事乗り切れるのかしら…と不安だらけ。
そんなわけで難易度低そうなハワイとかも検討したけど、
せっかく海外行くならヨーロッパへ行きたい。
それに息子がしきりに「パリいきたい!」と言って、
地球の歩き方を眺めるようになったので、
一度ヨーロッパがどんなところか見せてあげたいという想いもあって、
ヨーロッパ行きを決意。
ちなみに息子がパリに興味を持ったのは、
今年の4月15日に起きたノートルダム火災のニュースを見て、
「しょうぼうしさんになって、ひをけしにパリいきたい!」
と思ったから。
(ノートルダムの火災は本当にショックだった)
そんなわけで最初はパリ行きも検討したけど、
まだ行ったことのない場所に行ってみたかったのと、
治安等を考慮して、前々から気になってたポルトガルに決定。
ポルトガル行きが決まったのは、僕が休暇に入る約一週間前。
そこから大急ぎで航空券とホテルを手配して、
準備もままならず、不安しかないまま迎えた6月16日の出発日。
今回の旅は関空23時45分発の飛行機で、
ドバイを経由してリスボンへ向かう約20時間の長時間フライト…。
息子、耐えきれるのか不安しかない…。
息子が機内でぐっすり眠ってくれるように、
関空内にあるプレイランドで思いっきり遊ばせて、
体力を消耗させる作戦に出たんだけど、
ハンパない体力を持つ息子、遊んでも遊んでも遊び足らず、
搭乗開始時刻が近づいてきて、いくら説得してもなかなか遊びをやめてくれず…。
「もっとあそびたい!」と愚図る息子を半ば無理矢理連れて、
なんとか無事搭乗…。
まだ日本を出発すらしてないのに、めちゃくちゃ疲れた。
「先が思いやられるぜ…」とヘトヘトになってしまったのですが、
予想に反して飛行機内では息子はずっとゴキゲンで助かりました。
憧れの飛行機に興奮、そしてセサミストリートとテレタビーズにハマって、
ずっと大人しくテレビ見るか、ごはん・おかし食べるか、寝るかしてくれました。
ドバイまでは約10時間。2時間ほどの乗継時間のあとリスボン行きの飛行機へ。
アメリカの幼児向け番組“BLIPPI”で鍛えた英語力を遺憾なく発揮する息子。
日本でも海外でも断然僕よりもコミュ力高いところは本当に尊敬する。
さらばドバイ。
飛行機に乗るや否や、
そそくさとヘッドホンを装着する息子。
飽きもせず、またセサミストリートを真剣に見てくれて、
ドバイから約8時間、無事リスボン着。
いや、ほんと息子、いい子にしてくれてて助かった。
約20時間のフライト、奇跡的にほぼ無傷で乗り越えられました。
バスで空港からリスボンの中心部、ロシオ広場へ。
初めて見る海外の消火栓に興奮する男。(ほんと消防系好きだな…)
ロシオ広場からホテルのあいだには長い長い坂道と階段が待ち構えていて、
でっかいスーツケースとベビーカーを担いで行くの辛すぎた。
しかし、丘の上から眺めるリスボン、プライスレス。
ホテルに着いたのは16時ごろ。
夏のヨーロッパは21時くらいまで明るいけど、
疲れ果てて、そのまま晩御飯も食べずに眠ってしまいました。(いつものパターン)
つづく。