1か月半、息子と2人暮らしした記録

実は6月半ばに妻が交通事故に遭いまして。

息子を自転車で保育園へ送りにいく途中、前方不注意の車に轢かれてしまいました。

奇跡的に息子は無傷だったのですが、妻は足を骨折。

しばらく妻は入院が必要なため、急遽息子と2人暮らしすることになりました。

最初は2週間のつもりだったのですが、想定以上に長くなってしまい、

最終的には1か月半も息子と2人暮らししました。

そんな息子との2人暮らしが、かなり濃厚で良い経験になったので、

とりあえず自分の記録として簡単に文章でまとめておこうと思います。

 

ちなみは息子は1歳10か月。

「じゅーしゅ!」とか「(絵本を持ってきて)よむ!」と言ったり、

なんとなくコミュニケーションが取れなくはないけど、

まだまだ完全には意思疎通できない感じです。

あと我が家は実家、義実家とも車で1時間程度離れており、

母、義母は2人とも亡くなっていて、父はまだ現役でバリバリ働いているため、

いざというとき一番頼りになるのは退職済の義父という状態です。

 

2人暮らしの事前準備

これから始まる息子との2人暮らし。

仕事、家事、育児、それに約1か月後に迫った資格試験…と、

あれこれうまいことやらなくてはいけません。

幸い、妻は事故後、すぐに入院というわけではなく、3日程度の猶予期間があったので、

そのあいだに各方面との調整を行いました。

資格試験は最悪落ちてもいいとして、

(上司から死んでも受かれと言われてたけど、事情が事情だし…許してもらおう)

なるべく仕事に影響を及ぼしたくないし、息子にもストレスをかけたくない。

でも、なんとか両立しないといけないので、

今まで、保育園は週2回だけだったけど、無理をお願いして週5回に。

仕事も上司と相談して、保育園の送迎のため、

毎朝遅刻&毎日定時に上がらせていただくことになりました。

会社のチームの皆様も快く協力してくださって、本当に感謝しかなかったです。

あと、保育園の送迎による通勤時間のタイムロスを少しでも和らげるために、

自動車通勤を臨時的に認めてもらいました。

(車を持っていないので、車は父から借りました)

 

2人暮らし1日目~3日目

1日目。

慣れない保育園の準備を済ませ、いざ保育園へ!

保育園には1度だけ挨拶がてら行ったことがあるけど、

送り迎えで行くのは初めてで、とても新鮮でした。

なんとか無事息子を預けて、

先生に「しばらくご迷惑をおかけします」と挨拶して、

「さぁ、会社行くぜ!」と保育園を出ようとしたとき、

「ゴゴゴゴゴォォォ!」とすごい音が…!

電車の走るような音で、

「あれ?この近くに電車走ってたっけ?」と思ったけど、

1,2秒して気付きました…

 

地震だ…!

 

そう、この日は6月18日、大阪府北部地震が発生した日だったのです。

僕の住んでるところも震度5弱程度の揺れがありました。

地震と気付いた途端、息子のいる教室にダッシュで戻りました。

息子はすでに先生にしっかりガードされてて、ケガもなく無事でした。

 

ホッ…。

 

保育園のテレビに地震速報が映し出され、

地震が思ってたよりもずっと大きな規模だったことが分かりました。

本当に今まで経験したことのない強い揺れで驚いた…。

豊中に義妹夫婦、伊丹に長弟、神戸に次弟が住んでいるので心配しましたが、

みんな無事でした。

しかし、2人暮らし初日から地震があって、

家庭も、仕事も、というか社会全体が緊急事態の状態になって、

なんだかものすごく疲れた1日だったのを覚えています。

 

それでも3日目までは、仕事、保育園への送迎、家事等々をこなすのが新鮮で、

特にストレスを感じることなくやれました。

 

4日目から14日目あたり

このあたりが完全に精神的に死んでいた時期です。(笑…えない)

実は6月に一週間の休暇を予定していたのですが、

その休暇をキャンセルせざるをえないほど6月は仕事が忙しい時期でした。

にもかかわらず保育園の送迎で仕事を思いっきりできないストレス。

それに毎朝、会社に15~30分ほど遅刻せざるを得ない状況もストレスでした。

やはり後ろめたさは感じます。

息子も急に僕との2人暮らしになってしまったこと、

週2回から週5回、しかも毎日11時間ほど保育園にいることに

口には出せないけど、ストレスを感じているようで不機嫌なことが多くなりました。

スーパーに行っても息子が騒ぐし泣きわめくしで、

普段ならそんなことになっても余裕で対処できるんだけど、

心身ともに疲れ切ってる状態では、完全にキャパオーバーになってしまい、

スーパーからも足が遠のき、僕の夕食は毎晩レトルトカレーに。

(そしてなぜだか会社の食堂でも無意識にカレーを注文するように…笑)

息子のごはんは妻が作り置きしてくれてたものや、

ベビーフードで凌ごうとしてたけど、息子が全然食べてくれなくて、

それもストレスでした。

 

そんな軽くノイローゼだったある日、

保育園の先生にも息子がストレスを感じているようだから、

なんとかした方がいいかも…みたいなことを言われ、

なんとかって何をどうすればいいのか…と途方に暮れました。

 

それと同じ日に妻の病院へお見舞いへ行くと、

息子の機嫌が史上最高に悪くてものすごいギャン泣き。

看護師の方に、

「他の入院患者さんの迷惑になるから…(以下省略)」と言われ、

おっしゃるとおりなので、すぐに病院を出たけど、

「もう見舞いにも気軽に行けない…」と落ち込み、(完全に看護師さんが正しいのだけど)

追い打ちをかけるように帰りの車の中でも息子はずっと泣き続けてて、

それ聞いてたら僕も涙が出てきました。

滅多なことでは泣かないので、(たぶん)

「あ、もう限界だ…」と思いました。

この頃のことは思い出すだけで、あぁ、また涙が…。

 

15日目から30日目あたり

このあたりから状況は劇的に良くなったような気がします。

息子も保育園に慣れて、預けるときに泣かなくなりました。

泣く代わりに、僕に「バイバ~イ!」というくらい余裕になって、

とりあえず一安心。

降園後もずっとご機嫌で息子のストレスもだいぶ減ったみたいでした。

 

それから保育園が特別に朝少し早く、夜も少し遅くまで

息子を見てくださることになって、

会社に毎朝遅刻、定時後即ダッシュで退社という状況から脱出できました。

しかも、僕のお迎えが遅くなるときは、

息子に晩ご飯を食べさせてくれるサービス付き。

さらに「パパも大変だろうから…」ということで、

たまに園児たちのお昼ご飯が余ったときは、夕食にと持たせてくれるようになりました。

優しさに泣ける…。

保育園のお昼ご飯を僕も食べてみて気付いたんだけど、

割りと味がしっかり付いていて大人の僕が食べても美味しい。

一方で僕が息子に食べさせていたベビーフードは味が薄い。

だから息子が食べないのでは?ということに気付いて、

ベビーフードよりも少し味が濃いめのものを与えると、

どんどん食べてくれるようになりました。

これで息子の食問題解決。

あと、レトルトカレーばかり食べてた僕ですが、

義妹が手作りのおかずを大量に送ってくれて、僕の食問題も解決。

食問題が解決したら一気にストレスが減ったような気がします。

それからしっかり栄養のことを考えて食事をとるようになりました。

食をないがしろにしてきたけど、食って大事だなとつくづく思いました。

(自分の分なんかお腹が膨れればいいや程度にしか思っていなかった)

 

31日目から妻の退院

このころになるとだいぶ息子との2人暮らしには慣れてきて、

毎朝4時ごろ起きて試験勉強する余裕も生まれました。

そして、合格厳しいやろな…と思ってた試験に奇跡的に合格。

(試験前日はほぼ徹夜だったけどね)

このときばかりは「俺えらすぎる!」と思いました。

しかし、合格してよっしゃぁぁぁ!と思ったのもつかの間、

翌日、恐れていた事態が発生…。

 

息子発熱…。

 

想定内ではあったけど、息子ずっと体調良く過ごしていたので、

保育園から会社に電話が入ったときは、ガガーン!となりました。

でも、こればかりは仕方ないし、息子最優先なので、

会社を早退して保育園へお迎えに。

そのあとも熱が下がるまでは半日休暇や一日休暇を駆使したり、

妻に一時帰宅してもらったり、義父に来てもらったりして、なんとかなりました。

本当にこういうとき家族や会社の協力ってありがたい。

 

息子の熱が下がったあと、それから間もなく妻の退院。

妻の退院を心待ちにしていた反面、息子との2人暮らしが終わる寂しさもありました。

「フルタイム労働+ワンオペ家事・育児(+試験勉強)」で当初は死にかけたけど、

これだけ息子に一人で向き合うことなんか今までなかったし、

とても良い経験ができたと思います。

妻には悪いけど、この1か月半で息子がずいぶん精神的にも成長して、

その成長を日々感じることができたのは嬉しかったです。

なにより息子との信頼関係的なものが強くなったのは成果かな、と思います。

 

でも、やっぱり家族みんなで暮らすのが一番。

妻が完治するまではしばらく保育園の送迎や家事等は僕がしないといけないので、

今までと仕事量的にはあまり変わらないけど、

妻が帰ってきてくれて本当に良かったです。

2018-08-05 | Posted in 未分類2 Comments » 

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コメント2件

 ri* | 2018.08.16 19:27

何を書いても陳腐な言葉に思えて、何とお声掛すれば良いのかとずっと悩んでいたのですが、これだけ。
本当に本当にお疲れさまでした。頑張っているお父さんの姿、きっと息子さんにもスーパーヒーローのようにかっこよく映っていたと思いますよ。

 しお | 2018.08.20 17:32

ri*さん

コメントいただきありがとうございます!
大変だったけど、みなさんの応援、ご協力もあり、何とかやっていくことができました^^;
息子と以前よりも絆が深まったかな~と感じています。

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