北欧旅行記(7)~アラビアファクトリー編~
6月18日。
この日のヘルシンキは予報通りの大雨。
前日の晴れてるときにヘルシンキ大聖堂見ておいてよかった。
そんなわけで、この日は北欧家具・雑貨のお店を巡ることにしました。
でも、ちょっとその前にホテルでゆっくり朝ごはん。
ストックホルムで泊まったホテルの朝ごはんはめっちゃシンプルだったのですが、
ヘルシンキで泊まったクルムス カッリオの朝ごはんはビュッフェ形式で種類も豊富。
それに、どれもすごくおいしかった。
トリップアドバイザーで軒並み“Breakfast was good”の評価を得てるだけのことはありました。
まさかのアングリーバードのクッキー発見。かわいい。
フィンランドではアングリーバードがかなり流行ってるようで、
「若干、ムーミン押され気味じゃ…」と思うほどの勢いでした。
このクッキーも市販のやつだけど、めっちゃおいしかった。
さ、朝ごはんを食べたあとは、最初の目的地、アラビアファクトリーへ。
アラビアArabiaとは、1873年創業のフィンランドを代表する陶磁器ブランド。
“Runo” Photo by Arabia
日本でもムーミンマグやルノ、パラティッシなどは人気ですよね。
“Paratiisi” Photo by Arabia
アラビアファクトリーへは、トラム6、8番線の終点Arabianrantaのひとつ手前の
Arabiankatuで降りて、そこから歩いて3分くらい。
ホテルの目の前にトラム8番線が走ってたから乗り換えなしで行くことができました。
だいたいヘルシンキ中心部から2、30分くらいです。
そもそも何で「アラビア」というネーミングなのか不思議に思って調べてみると、
この工場ができた当時、このあたりはスウェーデン人の別荘地で、
遊び心から世界の都市の名前を通りにつけていたそうで、
工場が「アラビア通り」にあったことから、「アラビア」という名前になったそうです。
10時のオープンと同時に工場の中へ。
今回の目的は工場見学ではなく、買い物だったので、
さっそく1階のアラビア・ファクトリーショップへ行きました。
ここにはアラビアの陶磁器類のほかにイッタラiittalaのグラス類や、
ハックマンHackmanのキッチン用品、フィンレイソンFinlaysonのテキスタイル類も
たくさん並んでて見ているだけで幸せでした。
大人気のアングリーバードがここにも。
そしてヘルシンキでは全然見かけなかった日本の方がたくさんいました。
たぶんお店にいた8割くらいは日本人。笑
お店のスタッフの方の中には日本語ペラペラの方もいたし、
リンネルなどの日本の雑誌の北欧特集もお店に置かれたりしていました。
やはり日本人に大人気のスポットのようです。
1時間くらいあれも欲しいこれも欲しいと言いながら、
なんとかお土産用のムーミンマグ数個と自宅用にルノの大皿2枚に絞り込みました。
器好きには本当にたまらん場所でした。
(器全然興味なかったのに、いつから器好きになったのか)
それにしても、どの商品のデザインも本当に素晴らしくて、
フィンランドの人々がいかに美しく暮らすかを追い求め続けた結果を見た気がしました。
暮らしのためのデザインってすばらしい。
また来る機会があれば、ちゃんと工場見学もしたいなぁ。
つづく。
(次回はマリメッコ本社潜入の巻をお送りします)